テープというと、どんなものをイメージされますか？
セロハンテープやガムテームなどの粘着テープを思い浮かべる方が少なくないと思います。

私たちの扱うテープは、糸を織り込んでつくる、細幅織物というプロダクト。バッグのショルダーストラップやシートベルト、ワンちゃん用のリードやクライミング用のハーネスなど、様々な製品に活用されています。

強く、しなやかで、素材や織り方によって色々な風合い（見た目、手触り）をつくりだせるテープは、まだまだ大きな可能性をもっています。私たち本橋テープは、その可能性をひきだし、具現化する企画・開発メーカーです。

2000年にBtoBの枠から飛び出し、自社で試行錯誤しながら、テープを使った完成品の開発をスタート。現在は、バッグやアウトドアグッズなどの完成品を自社ブランドとして展開、販売しています。

また、アパレル分野での実績を活かし、2010年より取引先のヨーロッパの見本市への出展に協力。静岡県榛原郡吉田町の地場産業と世界をつなげる取り組みも行っています。

一方で、地域や子どもたちに向けて、サコッシュなどを手作りするワークショップを開いたり、総合学習の授業を担当したりと、「体験」や「学び」に通じる活動にも力を入れています。面白い、楽しい！と夢中になる子どもたちの姿は、テープの未来を明るく照らしてくれています。

今後も枠にとらわれることなく、世にない「新たなテープ」とテープの「新たな用途」を創り出し、人々の生活を、便利に楽しくしていくための挑戦を続けていきます。