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【Vol.023】 October.30.2023
本橋テープのはたらく人たち 第6話
『ターミナル駅のような存在に』

本橋テープのはたらく人たち第6話は、営業グループ・業務管理チームの森下藍さん。 2016年に入社し、今年で8年目を迎える森下さんは、入社当時の想いをこう話します。

「採用してもらったからには、与えられた役割を私なりに全うしたい。この気持ちは、8年目の今も変わりません」

森下さんと本橋テープとの出会い、仕事への向き合い方、心がけていることなどを伺いました。

入社のきっかけは、東京で開催された「就活アウトロー採用」です。既存の就活システムに違和感をもつ若者と、自分の意思で行動できる人と出会いたい企業が、グループセッションなどを通じてお互いを理解するという、一風変わった採用プログラム。

「会場に入って、最初に目が合ったのが本橋社長でした。当日多くの言葉を交わしたわけではありませんが、一番印象に残っていました。日をあらためて面談に伺った際、“就職するのが怖いんです”と素直な気持ちを伝えたら、にこやかに受け止めてくださり、“正直に話してくれてありがとう”と。ここでなら私らしく頑張れる、と思いました」

森下さんの仕事は、各部署と連携し、注文から出荷までの流れをつくること。営業が受注した案件に必要な資材(テープ)を準備し、納期とともに加工Gに引き渡します。

資材が足りなければ製造Gにかけ合い、案件が重なったときは優先順位をつけて段取りを組むのも彼女の仕事。

業務管理チームが安定した生産の流れをつくることで、納期遅延や在庫切れによる機会損失がなくなります。まさに、安定供給の要となるポジション。

「大袈裟な表現ですが…私は“本橋テープの品川駅”だと思っています。ターミナル駅には複数の路線が乗り入れ、他の路線と調整を図りながら人々を目的地に運びます。

私の仕事もそれに似ています。せっかくいい製品をつくっても、交通整理がうまくいかなければ、お客様に届けられませんし、現場も混乱してしまいます」

そんな森下さんが今心がけていることは、“言い訳をしないこと”。

「うまくできなかったとき、人や状況のせいにしている自分に気づき、そういう自分が嫌だと思ったんです。もっと強くなって、周りの人にポジティブな影響を与えられる人になりたいです」

最後に、プライベートな部分を少しご紹介します。森下さんの趣味は、なんとドラム。現在、地元の音楽仲間とバンド活動も行っています。

「もともと楽器は得意なほうで、ドラムは運動不足解消のために5年前に始めました。その年の会社の忘年会で、数名の社員と即席のバンドを組んで余興を行ったところ、会社の皆さんが褒めてくださったのがとても嬉しくて。そこから熱が入りました」と、照れながら話す森下さん。

後ろからメンバーを見守り、リズムをコントロールするドラマー森下さんの姿が、業務に取り組む森下さんの姿と重なります。

本橋テープでは、随時工場見学を受け付けています。会社や人、ものづくりに興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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